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多様化する迷惑メール

数年前、迷惑メールと言えば、単純な宣伝・広告目的のメールや、一時的に個人のPCが使用不能になる程度のウィルスが添付されたメールでした。

近年は、フィッシング詐欺、ワンクリック詐欺、架空請求を目的としたメールや、OSのセキュリティーホールを狙い大規模なシステム障害を引き起こすコンピューター・ウィルスが添付されたメールなど、迷惑メールの内容や目的が悪質化しています。

宣伝・広告目的の迷惑メールも出会い系、アダルト系だけでなく、求人系や金融系など多種多様な迷惑メールが発信されています。電子メールの利用者もインターネットの普及とともに増加しており、若年層や高年齢層にまで、その被害が拡大しています。

当サイトでは迷惑メールを以下のように分類しています。

1.出会い系 2.出会い系[Z] 3.ワンクリック詐欺 4.フィッシング詐欺 5.物販系 6.求人系 7.金融系
8.ギャンブル系 9.薬物系 10.アダルト系 11.ウィルスメール 12.チェーンメール 13.デマメール 14.その他
 

1.出会い系

出会い系サイトへの誘導、会員の勧誘が目的の迷惑メール。

近年、日本国内で最も多く発信される迷惑メールで、一次誘導先は単なるダミーサイトやアンテナサイト。別のポイント制を採る出会い系詐欺サイトに入力データを転送するケースが殆ど。一部には悪質な架空請求やワンクリック詐欺、個人情報の取得が目的で有る場合もあるので要注意。

※ポイント購入を執拗に勧誘するサイト(アンカーサイト)は出会い系[Z]として表記しています。

2.出会い系[Z]

出会い系詐欺のダミーサイトから転送されてくるデータを元に会員登録し金銭を詐取。

日に100通以上の勧誘メールを発信し、サイトを利用させようとする悪質なサイトが数多く存在。同じプログラム(システム)を使い、異なるドメインで複数のサイトを構築。各々から別業者を装い大量の勧誘メールを発信するケースが多い。送信されてくるメールはサクラを使ったモノや、プログラムで生成した文章が殆ど。受信者からリアクションが有ったモノだけに、正会員同士でやり取りしているかの様に見せかけ、ポイントを消費さ続ける手口が殆ど。

ワンクリック詐欺と同じく、悪質な架空請求を行うサイトも多いので要注意!

3.ワンクリック詐欺

受信者の意志に関係なく、メールに記載されたURLをクリックさせ、入会金や利用料金の名目で金銭を詐取。

アダルト動画サイトを偽装する場合が多く、サイトへ誘導後にサイト内のリンクをクリックさせ、入会金・利用料金を詐取する手口はツークリック詐欺とも呼ばれる。

メールに記載されるURLはメールアドレス等の受信者情報を符号化したトラップリンクである場合が多く、そのままパラメータとして誘導先サイトに送信される。この情報を元に個人を特定したかの様に表示し、脅迫めいた文言で振込を強要する手口が一般的。

4.フィッシング詐欺

フィッシング詐欺目的のメール。

実在する大手金融機関や消費者金融、オークションサイトを騙り送信されて来る。
偽装したサイトに誘導後、「セキュリティ強化」や「システム変更のため」などと称し、口座番号やID、パスワードの入力を要求。取得した情報を元に本人になりすまして、口座から金銭を引き出したり、オークションで落札したりする。ブラウザに表示されるサイトのURL(ドメイン)やSSL通信の有無などでサイトの真偽を確認する事が重要。

メールアドレスなどの取得を目的として、懸賞サイトなどを偽装する手口も使用。『無料』を謳ったサイトでは、安易に個人情報を入力しない事が重要。

5.物販系

ネット通販サイトへの誘導、販売が目的の迷惑メール。

商品は、偽ブランド品、違法コピーされたコンピューターソフト、アダルトDVD、情報商材が多いが、実際にまともな商品が届くケースは皆無で金銭を詐取。

正当なメールマガジンであるかの様に偽装し、痩身・コスメなどの雑貨販売等のサイトに誘引する悪質なケースが近年増加傾向。フリーメールを悪用し、発信アドレスを頻繁に変える業者は要注意!

6.求人系

いわゆる「求人詐欺」目的のメール。

パチンコやパチスロの「打ち子募集」や「モニター募集」と称した内容が多い。求人募集に応じると、保証金の名目で数万円~数十万円の現金を詐取される。登録フォームに入力した住所・氏名・電話番号・メールアドレスなどの個人情報は悪用される可能性が高いので要注意!

7.金融系

クレジットやローンなどの宣伝、サイトへの誘導、会員の勧誘が目的の迷惑メール。

郵送されてくる偽ダイレクトメールと同じく、実在する消費者金融、信販会社や銀行を騙る事が多いが、全部ニセモノ。ほとんどの場合、多重債務者をターゲットにしたヤミ金融業者か保証金詐欺、個人情報の取得が目的。サイト内に関係省庁の認定番号を記載し、正規の事業者と見せかけているが、すべてデタラメの内容。

※サイトに誘導後、個人情報を入力させる場合は、フィッシング詐欺に分類している場合があります。

8.ギャンブル系

オンラインカジノ・サイトへの誘導・会員の勧誘や、有料の競馬情報提供サイトへ誘導。

カジノ・サイトに誘導する場合は、海外から送信されて来る英文メールが大多数だが、近年は各国語にローカライズされ日本語で記述されたメールも増えている。カジノ・サイトはアメリカでは違法ではない為、数多くのカジノ・サイトが存在する。日本ではカジノ・サイトは違法であり、海外で運営されているサイトを日本から利用した場合も違法となる。実態はクレジットカード情報の収集を目的としたフィッシング行為や、ウィルス拡散目的の場合である場合が殆ど。

競馬情報提供を騙った詐欺サイトは出会い系詐欺と同じくポイント制を採り、直接的に金銭を詐取。

9.薬物系

脱法ドラッグや偽薬物、強壮剤の販売サイトへの誘導・販売する目的の迷惑メール。

海外から送信されてくる英文メールが多いが、個人輸入代行と称し金銭を詐取する国内のグループも存在する。アダルトDVDの販売詐欺グループと同一犯による運営を確認済み。

10.アダルト系

アダルトサイトへの誘導、会員の勧誘、物品の販売が目的の迷惑メール。

悪質な架空請求やワンクリック詐欺、個人情報、カード情報の取得が目的で有る場合が多いので注意が必要。特に 『無料配信』 を謳ったサイトには要注意!

11.ウィルスメール

コンピューター・ウィルス・プログラムが添付された迷惑メール。

データ破壊やシステム障害を引き起こすウィルスが添付されたメールは減少傾向にある。「トロイの木馬」やマクロ型ウィルスが添付されたメールが増加。キーロガーと呼ばれるIDやパスワードを盗み取る悪質なウィルスも存在するので要注意。

12.チェーンメール

「不幸の手紙」と同じく、知人や友人に同一の文面でメール送信を促す迷惑メール。

瓶に手紙を入れて海に流す、いわゆる「ボトルメール」を偽装する場合が多い。 愉快犯的な迷惑メールであるが、一部には宣伝目的で発信されるケースも存在。

13.デマメール

加入しているプロバイダを名告り、「あなたのパソコンがウィルスに感染している可能性...」など、加入者の危機感を煽る文面で送られてくる。

偽のサイトに誘導し、IDやパスワードを入力させるフィッシング詐欺の場合も有るので注意が必要。送信者名が加入しているプロバイダの場合は、プロバイダのホームページやサポートで事実確認をする事が重要。チェーンメールと同じく愉快犯的な迷惑メール。

14.その他

上記以外の迷惑メール。

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