プロバイダやフリーメールサービスでも無料のフィルタリングサービスを提供する所が増えています。このフィルタリング(ブロック)サービスを活用することで、殆どの迷惑メールを受信することなくブロック、または削除する事が可能になります。
最近のフィルタリングサービスは自動判定精度が向上し、重要なメールが迷惑メールとして誤判定される事も以前に比べ少なくなっています。迷惑メールの被害でお困りの方は、現在利用しているメールサービスのフィルタリング設定を確認してみましょう。契約しているプロバイダによって設定方法などが異なるため、各プロバイダのフィルタリングについてのページを確認して、ご自身の使用環境、状況に応じて適切に設定する必要が有ります。
しかし、残念ながらこうしたフィルタリングサービスも完全ではなく、フィルタリングをすり抜ける迷惑メールも存在します。書式・送信方法も日々悪質・巧妙化しているので、フィルタリングをすり抜ける迷惑メールも現実として存在します。こうしたフィルタリングサービスをすり抜けた迷惑メールは個人で使用しているメールソフトのフィルタリング機能でブロックする事になります。迷惑メールを受信してしまう前に2段階のフィルタリングでブロックすればかなりの迷惑メールを防げる筈です。
今のところ最も効果的な迷惑メール対策は、利用者(受信者)側のフィルタリングとなります。
国内フリーメール・サービス事業者の迷惑メール対策ページ
契約しているプロバイダや携帯電話会社が提供する、迷惑メールのフィルタリング(ブロック)・サービスは、設定の方法やフィルタリング強度を利用者側で設定します。プロバイダ、サービス事業者毎に設定方法が異なる為、ここでは大手フリーメール・サービスの設定方法へリンクを掲載していますが、プロバイダ各社とも迷惑メール対策は顧客獲得の為の主要サービスと位置づけているので、各社サイトのトップページからフィルタリング設定のページにリンクを張っていると思います。
国内主要携帯電話会社(キャリア)の迷惑メール対策ページ
PCで利用するプロバイダやサービス事業者に比べ、携帯電話会社などが行うフィルタリングはシンプルですが、かなり強力だと思います。実際に私は 『 携帯電話(端末)以外からのメールはすべてブロックする 』 設定にし、PCからのメールでも受信する必要がある大事なアドレスからのメールだけを通過させる、ホワイトリスト方式で99.9%の携帯迷惑メールをブロックしています。
これは大量の迷惑メールを発信する為に携帯電話ではなく、PCが必要である事を逆手にとった対策とも言えますが、確実にブロック効果がでています。携帯電話各社は迷惑メール対策としてPCから発信されるメールの受信制限も行っているので、PCでのフィルタリングに比べ、携帯電話の方が楽だと個人的に感じます。
事業者が提供するフィルタリングをすり抜けた迷惑メールは、最終的に利用している端末やPCのメールソフトのフィルタリング機能でブロックする事になりますが、 この時に設定するフィルタリングのルールは、送信者名や発信メールアドレスではなく、迷惑メールに記載されたリンク先URLのドメイン名をNGワードに指定 するのが効果的です。
無差別に発信される迷惑メールの場合、送信者名や発信アドレスは発信される度に変化し、詐称され、実在しないモノがしばしば使われるので、こうした要素を対象にしたフィルタリング設定を行っても、あまり効果は期待できません。迷惑メールに多く含まれる特定のキーワードも、画像化されたり表記の違い(ひらがな・カタカナ・英語・類似語)でフィルタリングを回避できてしまいます。
出会い系詐欺のポイント購入勧誘やワンクリック詐欺サイトからの不正請求は、常に同じアドレスで送信されてくるパターンが多いのですが、こうした場合は送信者のアドレスでフィルタリングするのが効果的です。
迷惑メールに記載された誘導先サイトのドメイン名は、インターネット上では唯一無二の名前であり、受信者を確実にサイトに誘導する必要があるので、別名を使用したり偽のドメイン名を記載する事が難しくなります。HTML形式で記述されたり、架空のドメインで実際のドメイン名を隠蔽したりと、一見してドメイン名が判り辛い迷惑メールもありますが、デタラメなドメイン名が誘導目的のURLに記述される事はまずありません。結果としてドメイン名をNGワードとして指定すれば、確実に迷惑メール対策としてのフィルタリング効果が期待できるわけです。
このサイトでは、迷惑メールを分析し誘導先に使用されているサイトのドメイン名をブラックリスト 化して公開しています。受信した迷惑メールに記載されたドメイン名が判りにくい場合は、ブラックリストのデータを参考にしてください。(参考:ドメイン名とは?)