「不審なメールの添付ファイルをクリックしない、開かない!」は、セキュリティ対策の基本中の基本として、各所でアナウンスされていますが、未だに添付ファイルを開いた事が原因でトラブルに遭うケースが、多数報告されています。
迷惑メールに添付されてくるファイルは、コンピューターウィルスか画像ファイルである場合がほとんどです。数年前のコンピューターウィルスは、システム障害やファイルの破壊、画面に特定のメッセージを表示したりする愉快犯的なウィルスが主流でしたが、近年は「金銭の詐取」や「個人情報の取得」を目的としたスパイ型のウィルス(スパイウェア)が大多数を占めています。
ウィルス対策ソフトを販売しているメーカーでは、コンピューターウィルスの種類や傾向、危険性をホームページ上で公開しているのでセキュリティの参考にするとよいでしょう。
「私は、ウィルス対策ソフトを入れているから大丈夫!」と言う方も多いと思いますが、対策ソフトがコンピューターウィルスを100%検知できるわけでは無いので、ウィルス対策ソフトを過信するのは危険です。実際、ウィルス対策ソフトを入れていたのにも係わらず、添付ファイルを開いてウィルスに感染し、個人情報をPCから盗まれた事例も有ります。
最も確実で効果的な対策は、添付ファイルを開く事ができない設定にしておくことです。
ブロックする設定にしておくと、下図の様に添付ファイルにアクセス出来なくなります。
→アクセス出来ないファイルの例
この設定をしても「.doc」、「.xls」等、アプリケーションソフトのデータファイルの拡張子を持つ添付ファイルにはアクセスできてしまいます。
マクロタイプのウィルスは、データファイルに埋め込む事が可能なので、この種のファイルが添付されたメールを事前に通知も無く受け取った場合は、ファイルを開く前に必ず送信者に電話で確認をした方が良いでしょう。全く知らない、確認出来ない相手からのメールなら、添付されているファイルは、マクロウィルスが含まれていると考えて良いと思います。