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DNS (Domain Name System)

数字のIPアドレスと、ドメイン名との関連付けを行い利便性を向上するための技術が DNS (Domain Name System) と呼ばれる技術です。

下記は実際に 総務省のWebサイト に割り当てられている IPアドレス です。(2009年9月現在)

 203.140.31.4

これを2進数で表現すると、11001011.10001100.00011111.00000100 となります。

10進数でも判り難いのに、2進数だと更に判り難いですな...。

10進数のIPアドレスは、少なくとも2進数の IPアドレス より判り易いですが、数字の羅列だけを見て「あぁ、これは総務省のwebサイトだな...」と判る方は、そう多くは無いと思います。

現在の IPアドレス は、IPv4として32bit(2の32乗)の2進数で表現されますが、読み易さなどを考慮して 8bit ごと「.」(ピリオド)で4つに区切り、それぞれを 0~255の10進数に変換して表現しています。

この判りづらい数字の IPアドレスを、www.soumu.go.jp と文字で表現すれば随分判りやすくなります。

『日本(jp)の政府機関(go)の総務省(soumu)のWebサイト(www)』のように、数字のIPアドレスでは得られないサイトの概略(情報)も文字列なら得ることができます。

このようにIPアドレスとドメイン名の関連付け(橋渡し)をしているのが DNS と呼ばれる技術です。

ちなみに、10進数のIPアドレスならば、ちゃんと総務省のwebサイトにアクセスができます。本来ならば http://www.soumu.go.jp/とURLを指定してアクセスしますが、試しにブラウザのURL欄にhttp://203.180.140.4と入力して下さい。IPアドレスでアクセスしても総務省のホームページが表示されるはずです。

(入力が面倒な方はコチラ → http://203.180.140.4

DNSの機能を担うDNSサーバーの役割は、ホスト名から対応する IPアドレス を求めたり(正引き )、IPアドレス での問い合わせに対して対応ホスト名を返します(逆引き )。

※ホスト名に対応するIPアドレスは常に一定ではありません。サーバーを移設した場合やセキュリティ確保の為に定期的に変更される事があります。

DNSサーバーの正引き例
 
DNSサーバーの逆引き例

普段、私たちがインターネットを利用している時には DNS をあまり意識していませんが、この DNS はインターネットにおける基幹技術の一つであり、DNSのおかげで私たちは、快適かつ手軽にインターネットを利用する事が可能となっています。

電子メールの送受信も、この DNS の機能を利用して数十億台の中から宛先のコンピューター(メールサーバー)を特定しています。迷惑メールのメールヘッダには、メールサーバーの IPアドレス とドメイン名が一致しないモノが数多く有ります。メールヘッダに記録されたIPアドレスとドメイン名を検証することで、ヘッダの偽装を簡単に見破ることができます。

DNSの動作確認

DNSの動作確認は、OS(オペレーティング・システム) に付属されたツールで行うことが出来ます。

  • Windows XP/2000 → nslookup
  • Mac OS X → nslookup または dig
  • Linux → nslookup または dig

ここでは、現在最もユーザー数の多い Windows XP の nslookup で具体的に説明したいと思いますが、OSが変わっても基本的な手順は同じです。尚、Windows 95/98/Me については、「IPlookup」などのフリーソフトを使う必要があります。

  1. nslookup の起動
  2. ホスト名 から IPアドレス を調べる(正引き)
  3. IPアドレス から ホスト名 を調べる(逆引き)
  4. IPアドレス の割り当てを確認 (whois情報)
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