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便利で危険なインターネット

インターネットや電子メールが一般的に普及したのは、ここ10年余りの事です。

ラジオや新聞、TVに比べると非常に歴史の浅いインターネットですが、必要な情報をすぐに調べられ誰でも情報を発信が可能な、今までに無い非常に便利で様々な可能性を秘めたメディアです。

しかし、世界的なネットワークであるインターネットは国家や国境の制約を超え、一つの国の法規制下ではコントロールできない無政府状態になりつつあるのもまた事実です。
関連機関や標準化団体の努力で何とか均衡を保っている状態の、まだまだ発展途上のメディアなのです。

インターネット

インターネットは、今の大人達(30代以上)が子供の頃には無かったものです。
この世代は、家庭や学校でもインターネットに対する教育は受けていないと思いますし、何となく便利だから使っているという方も実際には多いのではないでしょうか?

必要以上にインターネットについて警戒する必要は有りませんが、現在のインターネットや電子メールは便利で危険なものであると、まず大人達が認識し子供達を脅威から守ってあげて下さい。

ネット利用者の低年齢化

2006年現在のインターネットの利用人口は、7600万人を超え、2007年には携帯電話の利用台数が一億台を超えると思われます。これに伴いネット利用者の低年齢化も加速しています。

携帯電話

子供達を犯罪から守る為に、携帯電話を持たせるケースが増えていますが、携帯電話も通話以外のサービス(メールやブラウザ)は、インターネット網を利用している事を忘れないで下さい。これは、子供達がインターネットの有害コンテンツやインターネットに潜む危険に遭遇する可能性も必然的に高くなる事を意味しています。

 

携帯電話各社も、使えるサービスを限定した子供向けの携帯電話を販売していますが、最終的に利用する子供達をインターネットの脅威から守るのは保護者の皆さんです。

子供向け携帯電話への各社の取り組み

有害サイトから子供を守る!
 

子供の頃からインターネットを利用できるということは、それだけ早い段階で正しい学習をする機会に恵まれているとも言えます。この機会を逃さずインターネットについて親子で一緒に考えるのが良いかも知れません。

情報リテラシーの向上

インターネットの特徴として、一方的に情報を受け取るTVや雑誌とは違い、情報の発信も可能な双方向のメディアである事が挙げられます。この双方向のメディアについて子供達が学習する上で重要になるキーワードが「リテラシー」です。

最近よく耳にする、この「リテラシー」という言葉。日本語にすると「読み書き能力」となりますが、情報技術(IT)分野では、 「情報の取得と発信能力」に置き換えられると思います。

情報リテラシー

パソコンと携帯電話の普及に伴い、インターネットや電子メールを利用する子供達が増えていますが、子供達の「情報リテラシー」に関しては、普及のスピードに追いついていないのが現状です。実際に、電子メールやホームページに関するトラブルや、出会い系サイト絡みのトラブルが減らないのは、この「情報リテラシー」の不足にその原因があると言われています。

 

インターネットや電子メールを利用するということは情報を取得し、情報を発信する行為そのものであり、 子供達の情報リテラシーの向上は急務です。

インターネットは現実社会

よく、TVや雑誌では「インターネットはバーチャル(仮想)な世界」と表現されますが、果たして本当にバーチャルな世界でしょうか?

Webサイト上に構築されたショッピングサイトやネット銀行などは、建物が存在しないという意味で「バーチャル」かも知れませんが、実際に利用する場合は、店頭で利用する時と同じルールで利用しているはずです。

パソコン

電子メールや、インターネット上に開設される「掲示板」、「ブログ」もまた同じです。
物理的に存在してはいませんが、利用する際のルールやマナーは、現実社会と同じルールが適用されて然るべきで、実際に利用規約が必ず定められています。

 

これらの事を大人達は理解していても、子供達はどうでしょうか?

「バーチャルだから...」とルールやマナーを守らずにいじめの手段に利用したり、悪質なイタズラ目的の書き込みを行って補導されたりするのは、インターネットが現実の世界と何ら変わりのないことをきちんと理解していないからだと思います。
(一部の大人も理解していないようですが...)

近年、『インターネットは現実社会を映す鏡』とも言われます。
社会や学校生活に対する不安や不満の吐け口としてインターネットが悪用され、利用者のモラルがどんどん低下するならばインターネットに未来は無いでしょう。また、行動と責任は常にセットとなっている事を認識させる事が大切だと思います。

次世代を担う子供達を守る為に、またインターネットを有益な物として未来に残す為に、まず我々大人がインターネットについて学習し、規範を示す事が重要だと思います。

司法機関、捜査機関であれば、IP-Addressから個人を特定することはさほど難しい事では有りません。誤った使い方をして子供達がトラブルに巻き込まれない様に適切な指導してあげる必要があります。

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